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四季工房は「仕事を通して人として大切なことを学び、まっすぐに成長していける」会社です 代表取締役 野崎 進

  1. 材料においても技術においてもウソのない家づくりをしています。
    ですから仕事に対してもお客さまに対しても、本音と建前を使い分ける必要がありません。
    そんなまっ正直な仕事を通して、人として最も大切な「本心や良心」が磨かれ、
    立派な人間として成長するための土台が育まれます。
  2. 折に触れて参加できるさまざまな研修や勉強会を通して、
    さらなるスキルアップと、人としての成長がはかれます。
  3. チャンスがたくさん転がっています。
    新規事業の展開や組織編成によりさまざまなポストを用意しているので、
    やる気次第でいくらでも昇進でき、社長にさえなれる可能性もあります。
    風通しのよい職場、人間関係の中で、持てる力を発揮することができます。

弊社は創業35年の年を迎えました。振り返ってみますと、会社のポリシーとして貫いてきたことが2点あります。それがいささかもブレていないことは胸を張って断言でき、私が誇りとしている点でもあります。

まず一つ目は、環境に配慮した家づくりをしていることです。省エネ性能以前に、家づくりの過程において一貫して「無駄なエネルギーを使わない」のです。

日本の家づくりは、本来、豊かな山の恵み=木を分けていただくことから始まります。それを自然の力で乾燥させ、職人の手仕事で行ってきました。それは木の成長速度に合った50〜60年、ときには100年のサイクルで、家が建て替えられてきたことからもうかがい知ることができます。それは無駄なエネルギーは使わず、自然を破壊することのない家づくりでした。

弊社の家づくりの特徴はまさにこの点にあります。昔ながらの知恵を踏襲した家づくりを今なお目指し、続けています。

ところが、昨今の家づくりの多くは、アルミサッシや耐久性の高い屋根材、便利な住宅建材や設備機器が使われるようになりました。家の空調でさえもエアコンや計画換気のなどの設備機器でコントロールすることが主流になっています。

けれども、人びとが住まい、より人間らしく生きていこうとする家が、果たしてこれでよいのでしょうか。

エネルギーをたくさん使う家づくりや住まい方に大きな疑問を感じるのは、私だけでしょうか。このかけがいのない地球を、未来の子どもたちにできるだけ健全な形で残していきたい、そのために住宅会社としてできる精一杯のことをしていきたいという思いが募るばかりです。

次に、住宅づくりは地域経済を支える最大の産業であるという自覚です。

今や建て主が家づくりに支出したお金は、地方にとどまることなく、そのほとんどが中央から海外に流れてしまい、地方に残るお金はごくわずか。この流れを「地域循環の家づくり」として復活させていきたいのです。家づくりは、もともとは地域工務店のものであり、大手ハウスメーカーの仕事ではありません。家づくりが地元の大工さん、左官屋さん、建具屋さん、そして林業に携わる方々などの手による仕事であれば、自ずと地域経済を豊かにしていくものです。

なによりも、職人さんと伝統技術を守り育てていかなければ、国までもが滅びてしまうと言っても過言ではありません。地域の豊かな再生のためにも、今こそ家づくりを根本から見直す時ではないでしょうか。

以上のポリシーを揺らぐことなく守り続ける弊社は、社員がよい家づくりを通して人間としての成長を遂げる。社員の人間性の向上がよい家をつくる。そんな連鎖の中で、お客さまも社員も幸せになっていくことを私は常に願っています。

代表取締役 野崎 進